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【編集のがっこう】体験レビュー。ファッション雑誌編集長から文章力を上げるコツを伝授!

編集の学校では、
今泉祐二さん(ファッション&ライフスタイル誌『CLASSY』の編集長)と澄川恭子(「ELLEgirl」「ELLEgirl ONLINE」編集長を経て、「ELLEgirl LABO」の立上げを行ったPomalo取締役)さんが文章構成についての知識を惜しみなく教示してくれました!

ファッション雑誌の編集長。つまり“全ての記事の責任者”です。ネットで「CLASSY」とか「ELLEgirl」とか検索してみてください。東京というファッションの最先端で生き残っている、センスの良いサイトが現れます。このような実績のある方々から、5日間にわたって、「文章とは」について考え直せるアドバイスをもらえることができたのです。

この記事では、「編集のがっこう」ってどんなことが学べるのかなぁ?と気になっている方に向けて,そして自分の文章力を鍛えたい!と決意している方に向けて書いています。

読み終わったら、自分の書いた文章を見直したくなりますよ。そして、編集の学校で勉強しよう!と意欲が湧いてきてくれたら幸いです。それではさっそく始めましょう!

気になる内容は?

  1. 文章のコンセプト
  2. コンセプトの組み立て
  3. 文章の型
  4. 文章の出だし
  5. 即興を鍛える

以上の題材です。講座の最後に今泉さんは、「新人に3年間で教えていることを5回で教えた。」とおっしゃっていました。本当に価値のある内容です。18,000円で,3年間分の時間を買えたわけですから!

文章のコンセプトを考える

 コンセプトとは、「全体を貫く基本的な観点・考え方」です。第1回目に、1番大切なことを学びました。どんなに文章がうまくてもコンセプトが明確じゃないと読まれないとのことです。

たしかに、世間一般的な誰にでも通用することを書くとなると、誰でも知っている情報ということになりますよね。

今皆さんが読んでくれているこの記事のコンセプトは、


文章力を鍛えたい人が、「編集のがっこうを受講してみよう」と行動する。


ことです。いかがですか?明確ですか?

コンセプトの組み立て

 第2回目の内容は,受講生の考えたコンセプト発表会でした。どんな読者に向けて、どんな記事を書くのか。自分のアイディアを発表し、それに対して講師のお二人から助言をいただけるという、すぐに実践に活かせる講座です。だって人気雑誌の編集長に自分の企画を提案できてアドバイスをもらえるってありますか!?

ちなみに、僕が考えた最初に考えた企画は

〜逆帰省のご提案〜元日フライトで、いつもと違ったお正月を楽しみませんか?

でした。一生懸命考えたからこそ、アドバイスがとてもわかりやすかったです。お二人からもらったアドバイスは・・・。

タイトルがシニア層に向いていないので、身軽な僕たちこそ、【子や孫のところへ旅行気分でお正月は「逆帰省」で家族の仲をもっと深めよう】とか。もし、子や孫が住むのが都内だったら2人分も部屋がないだろうから、ゆっくりできるラグジュアリーホテルの紹介があってもいいかも。企画はとてもよかったです。

今泉

–現状のタイトルだけではターゲットが不明(誰のための記事なのか、がわからない)–「逆帰省」という言葉は良いが、提案資料のようなサブタイトルなのが残念–タイトルが平凡でお得さがわかりづらい。【安くて刺激のある年末年始が過ごせる子供と孫の住む都会への「逆帰省」が狙い目】などのタイトルがいいかなと思います。もしも呼び寄せる側に対して「おじいちゃんおばあちゃんにきてもらいたい」というのを訴求するのであれば、【実家に家族で帰るよりも安くて楽しい!両親を都会でおもてなしする「お正月」】などはどうかな。【「都会でおもてなし」を両親を温泉に連れて行く「親孝行な正月のススメ」】などでも。自分たちと孫のチケット代の合計額、混雑、大した刺激のない田舎ではなく、両親のチケット代と温泉での親孝行も同時に果たすなどの提案もありかなと。ターゲットによってタイトルの視点が大きく変わるので、やはりタイトルにはどのターゲット層に読んでもらいたいのかを入れると、より具体的に、より訴求できるものになります。

澄川

こんなに丁寧に添削してもらえるのです。お二人の助言を生かして再度考えてみました。↓

仕事も子育ても落ち着いたアクティブなシニアにおすすめ! 今年のお正月は安くて混雑していない元日フライトで、ノンストレスな逆帰省!

になりました。チョット長いのですが。意図はおわかりいただけますか??誰に向けて書いている記事かがわかりやすくなっていませんか??(真似しないように意識しました、勉強じゃなくなるので。。。)

このように、「読まれる記事」は見出しの時点でどういう人に読んでもらいたいのかを想定しながら文章を書くのです!これだけで格段に読みやすくなりますよね!

ちなみに、上記の見出しを改良して、記事にも起こしてみました。もしよろしければこちら→https://www.tozan-miyage.com/tozan-blog/ana-flight-newyear/

文章の型

3回目の講義は、文章構成の種類について学びました。5つくらいあったのですが,一番スタンダードだったのは「起承転結」です。知っている人もたくさんいるでしょう。

でも、実際に書くとなると結構難しいんですよ。どんな問題を提起して,話の道筋を押さえて,展開して結論にもっていく・・・。なかなかの技術です!しかも,この型1つが書けるだけで,入れ替えも可能とのことでした。「結起承転」です。いきなり結論。こうすることによって文章の「惹きつける力」が増すのです。自分も実践してみたので、以下に紹介します。お題は「最近食べて感動したもの」でした。

男だからこそこだわりたいものがある。目玉焼もそうだ。ホテルの目玉焼きはなぜあんなにも 美しいのだろう。こんもりと盛った黄身。雑色のない白身。プルンとした食感。それにはちゃん と訳がある。

  実は卵の白身には、「濃い部分と薄い部分」がある。シェフはこの「薄い白身」をとりのぞい て焼いているのだ。卵を割り、ダイレクトにフライパンに落としているのではない。1度、ザル に卵を落とす。こうすることによって、水分の多い白身が分離するのだ。あとは残った濃い白身 と黄身を弱火で焼けばよい。

 今までの常識は、主婦の知恵だ。蓋をして、水を足す。確かにこの方が「早く焼ける」。しか し、白身に気泡ができ、見た目は悪く、周りにはザラッとした食感が残る。シェフは、これを良 しとしないことにこだわるのだ。

 妻に感謝しよう。忙しい毎日でも朝食をせっせと作ってくれた。でも今は仕事も落ち着き、料 理も趣味にすることができた。食べてみないか?俺の目玉焼き。

いかがでしょうか。お恥ずかしいですが、起承転結を意識して僕が書いた文章です。この文章構成の流れを入れ替えると以下のようになります。

妻に感謝しよう。忙しい毎日に朝食をせっせと作ってくれた。でも今は仕事も落ち着き、料理 も趣味にすることができた。食べてみないか?俺の目玉焼き。

 男だからこそこだわりたいものがある。ホテルの目玉焼きはなぜあんなにも美しいのだろう。 こんもりと盛った黄身。雑色のない白身。プルンとした食感。それにはちゃんと理由がある。

 実は卵の白身には、「濃い部分と薄い部分」がある。シェフはこの「薄い白身」をとりのぞい て焼いているのだ。卵を割り、ダイレクトにフライパンに落としているのではない。1度、ザル に卵を落とす。こうすることによって、水分の多い白身が分離するのだ。あとは残った濃い白身 と黄身を焼けばよい。弱火で。

 これまでの常識は、主婦の知恵だ。蓋をして、水を足す。確かにこの方が「早く焼ける」。し かし、白身に気泡ができ、見た目は悪く、周りにはザラッとした食感が残る。シェフは、これを 良しとしないことにこだわるのだ。

入れ替えただけなのに,随分印象が違いますよね。どっちの方がいいかはまだ判断できないのですが「入れ替えるだけで雰囲気が変わる」ことはおわかりいただけたのではないでしょうか。

文章の出だし

 文章は出だしの一文が大事。読者は最初の2、3行で読むかどうかを決める。衝撃の事実でした。「たしかに!」と思ったのです。

 自分ごととして捉えてみてください。ネットサーフィンをしている時,全ての記事に目を通していますか?答えはNOです。

 初めの何行かを読んで、「面白そうだったら読む」のです。お二人も、最初の一文には時間をかけるそうです。

 コンセプトが明確になり,読み手を惹きつける最初の一文が決まれば,「あとは簡単。文章を肉付けするだけ」とのこと!いひゃ〜!早くその領域に達したいですね!!

即興を鍛える

5回目の最終日は、「ゲーム」から始まりました。みなさんは「カタルタ」をご存知ですか?編集者の方達が、「時間を忘れて遊ぶ」カードゲームです。ホームページはこちら→https://www.kataruta.com/

基本はトランプなのですが、内側には、「接続詞」が書かれています。お題を決めたら、順番に配られたカードの接続詞を使って話をつなげていくというゲームです。

会場でも盛り上がっていました。(ちなみに、僕は東京の本会場ではなく、地方のビデオ視聴での受講です。)

具体的にはどんなゲームなのかというと・・・

お題(話の始まり):不倫をしてこの宿まで来た。
一人目:(カードに書かれている接続詞→)まだ、彼は待ち合わせの場所に来ていない。
二人目:そのため、何度も時計を見ている自分が、周りからどのように思われているのかが気になる。
三人目:けれども、誰も気にしていないようなそぶりをしている。寂しい。
四人目:・・・・(どんどん続けていく)

おわかりいただけましたか?「どんなカードを引くのかによって、話が変わる」のです。文章を組み立てるにあたっては、接続詞の使い方が大切なのです。記事によって、誰が、どう動くのかは、接続詞を使ってどう導くのかで決まります。書けるようになりたいですね。「人を行動させる文章」!

さいごに、お二人が教えてくれたこと。それは・・・書けません!有料級の情報すぎる!からです。

簡単にいうと、良いライターとダメなライターの違い。などですかね。あと、編集長あるある。これらの情報は、お金を払ってでも文章をうまく書けるようになりたい!と集まってくれた人たちに教えてくれた本音だと思うので、公開するべきではないと考えます。

最後に

この5日間で、文章に対しての向き合い方が変わりました。記事を書くときに気をつけることはもちろん、読むときにも「どのような構造で、どういう意図がある文脈なのか」を意識できるようになりました。あとは、書くことの実践。継続力。改善力。です。ぜひご興味のある方は、一度受講を検討してみてはいかがでしょうか。文章のスキルは、一度身につけてしまえば、どんな仕事にも役に立つ人生の財産になりますよ!

編集のがっこうHPはこちら→https://editors-school.com/

ABOUT ME
みやげん
アラフォーからプログラミングを学び独立。Webスキルを身につけて、個人で稼ぐ方法を発信します。
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